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I Loveつづき 第2回ミニヨコハマシティ 本文へジャンプ2008年3月29日30日31日
とうとう第2回ミニヨコハマシティがオープンしました。
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3日間の報告
ミニヨコ運営体制・協力一覧
当日のまちのようす

4.当日イベント内容
【公共事業】
・ 市役所(オーナー:ステージ担当者兼務)

受付・市民登録業務。ミニヨコステージ担当の中学生が兼任で手伝ったが、選任担当市民不在で大人が受け付け業務、市長秘書などアルバイトを雇った。

・ 学校(オーナーなし)

あらかじめMHK(ミニヨコ放送局)が制作した、まちのルールを説明するビデオを流し、アルバイトを雇いながら大人がサポート。

・ 銀行(オーナー4人)

小学5年生4人が中心になり準備。事前にかなり準備したにも関わらず、当日はじまってすぐ、参加者に最初に渡す30ミニヨンのストックが少なくなるなど、あまりの参加者の多さに足りないものが続出した。今回のミニヨンは1ミニヨン、5ミニヨン、10ミニヨン、100ミニヨンで10ミニヨンが2日目から不足し、アルバイトを出してまちの市民に100ミニヨンとの両替をしてもらうなどの対策をとった。
銀行では、アルバイトに30分20ミニヨンし払う仕事。起業する人などにお金を融資する仕事。貯金通帳をつくってあげる仕事などがあった。

・ ハローワーク(オーナー2人)

高校2年生と中学1年生が中心になり、すべての仕事の管理をここでおこなう。あらかじめそれぞれのお店が何人雇うかを決め、登録しておく。その仕事を参加市民にあっせんする。30分たってもどってきたアルバイトカードにスタンプを押し、銀行へと促す作業。一時は1時間以上の行列が出来るなどごった返したが、大人も仕事のコーディネートに奔走し、大きな混乱もなかった。しかし改善点は多く、毎日の事後ミーティングで検討課題になった。

・ ミニヨコステージ(オーナー2人)

中学生2人が3日間のステージでの司会進行を担当した。立ち会い演説会や音楽ステージがあった。

・ ミニヨコ新聞社(オーナー1人)
小学5年の女の子が編集長。大人のレストハウスをやりながら、新聞記事を書く記者と一緒に1日1回ミニヨコのニュースや地図、漫画を入れた新聞を発行。編集長は本物のミニコミ誌タウンニュース都筑区版にも記事を書き、翌週掲載された。

・ 警察(オーナー3人)

当初3人いたこども警察担当のうち、兄弟2人がイベント当日風邪をひき、とうとう来られなかったため、大人がサポートし、アルバイトをたくさん雇い、まちを守った。
主な仕事は、大人の30分入場時間制限のとりしまり、マスクをかけていない大人にマスク着用を促す、落としもののインフォメーション、大人緊急パスの管理、会場整理など。

・ ミニヨコ消防署(オーナーなし)

30日午前中のみではあったが、都筑消防署に来てもらい、まちを守る消防署員としてのスキルを身につける研修をしてもらった。本物の消防車を見せてもらい、実際に乗せてもらうこともできた。

・ タイムキーパー(オーナーなし)
会場内には時計がないため、「時間を知りたい人はいませんか?時間のわからない人はお尋ねください。」と会場内を時計をもってまわる役目。仕事は大人が用意した。

・ シャボンズ(オーナーなし)
イベントでは紙コップ、紙皿などをいっさい使わず、武蔵工業大学のリユース食器を借りた。そのためお皿洗い要員が必要に。お皿洗い、という仕事名にせず、「シャボンズ」としたことでイメージアップし、多くのアルバイトを確保できた。しかし大人ボランティアスタッフに食器洗いはかなり負担がかかってしまったようだ。

・ 大工(オーナー1人)

大工希望の小学生は家具が作りたいと希望していた。昨年同様横浜建設業青年会の協力で初日にはステージ客席で使うこどもの椅子を製作、2日目にはそれに色づけも行った。イケヤから端材をもらったりもした。2日目以降はものづくり工房として、工作を行い、最終日は雨だったため、急遽ミニヨコ美術館という場所をつくり、ものづくり工房でつくった作品を展示した。そのミニヨコ美術館はオープンスペースにもかかわらず、見た人は1回10ミニヨンと書いてあり、お金を払いたくなくて、そおっと見ないように通るこどももいた。

・ MHK(オーナー3人)

ミニヨコ放送局の略。小学5年生女子、6年生男子の3人が、事前の準備としての番組制作、学校ビデオの撮影をした。武蔵工業大学環境情報学部の学生が完全サポート。事前のお店のCFは、武蔵工業大学のマックを借り、こどもたちが編集に関わった。これらの放送はハウスクエア1F受付近くのビックスクリーンで連日放送。またホール内でのお店のコマーシャルを10秒50ミニヨン、などと設定し、まちの中でCM放送を行っていた。

・ 選挙管理委員会(オーナー1人)

選挙管理委員会は高校生が1人でアルバイトを雇いながら担当。ミニヨコの市長選の政見放送と投票所の運営を本物の投票箱や記載台を区役所から借りてきて行った。投票は市長と副市長を選ぶため2人に○をつけてもらう。投票総数519 そのうち152票を獲得して、現市長三浦絢佳さんが再選。新市長の指名により、得票順に木原正絵さん、平田成美さん、武藤あか里さんを副市長に。また、立候補者全員に役職をつけることとなった。

・ 大人のレストハウス&大人の悩み相談室(オーナー3人)
小学生2人と中学生がオーナー。大人のお休み処をというこどもたちの発案で、東京ガスさんのブースでホットケーキやケーキ、紅茶などを参加した大人にサービスする公共事業。大人の悩み相談室では、大人の悩みにこどもたちがカウンセラーとなり、答えていた。悩み相談の内容については別記。

・ 世界一おしゃれなゴミステーション(オーナー5人)

小学生と中学生の女の子たちがおしゃれなゴミステーションを運営。ゴミに関するクイズを行い、啓発グッズを配ったり、ゴミの分別をPRする、バイトを雇ってまちをきれいにする、等の業務を行った。また横浜市のゴミ減量キャラのミーオくん(着ぐるみ)が登場し(中学生が着用)、ミーオくんと記念撮影(写真5ミニヨン)も行っていた。

・ 保育園(オーナーなし)

働けないちいさなこどもたちの「仕事場」。小さい子は遊ぶのが仕事。30分遊ぶと20ミニヨンもらえる。こども保育士が大活躍。図書館で借りてきた紙芝居を前日リハーサルしていた。保育の知識があるわけもないこどもたちは、小さい子にとても上手に接していたと評判だった。

・ モデルハウスツアー(オーナーなし)

ミニヨコの開催会場は住宅展示場。普段気軽には入れないモデルハウスを巡るツアーをこどもガイド付きで行った。参加してくれた企業は、セキスイ、ミサワ、せらら工房、大和ハウス、増田林業の5つ。こどもたちがそれそれのモデルハウスの簡単な概要を説明し、家の入り口まで案内、10分ほどで次のモデルハウスに案内するツアーで好評だった。大人が準備し、アルバイトを雇い行った。

・ ミニヨコノキセキトミライツアー(オーナーなし)

大人の見学者説明会の最後に、こどものまちを案内するガイド。ミニヨコの軌跡(いままで)と未来(これから)を解説。ツアー特典として通常子どもしかはいれない市長室へと案内。三浦市長が接待した。

・ メッセージボード、ドイツへのメッセージ集め(オーナーなし)
8月にミニヨコでドイツのこどものまち世界会議に行く計画がある。そこでドイツに行くメッセージを集めるボードを作った。アルバイトにドイツの人へのメッセージを集める仕事をしてもらった。

・ そざい屋(オーナーなし)

お店で使う素材をミニヨンで売るお店。途中で宣伝のチラシをつくるなど紙や看板の材料が必要になったら、ミニヨンで買うことができる。また起業したい人が素材を買ってなにかを制作するためにここで材料をそろえる。すべて5ミニヨンとなっていた。

・ エレベーターボーイ&ガールズ(オーナーなし)

会場内に展示されている(株)V・T・SYSTEMSの新開発エレベーターの試乗を案内する仕事。空気圧で上昇するエレベーターはこどもたちにとってのアトラクションとして評判だった。

【食べ物系のお店】
・ ストロベリーカフェ(オーナー18人)

スープパスタ、チョコフォンデュ、ホットドック、飲み物があり、ダーツもできるカフェ。三浦市長直営で、運営市民18人がオーナーとして名を連ねるミニヨコ最大企業。

・ ブックカフェ(オーナー8人)

漫画を読みながら、飲み物と餃子の皮にチーズを入れて焼いたビザ、おにぎり(東京ガス)が食べられる。漫画を読むだけでも入ることができる。昨年のミニヨコの参加者が「去年のミニヨコも楽しかったけど、ゆっくりできる場所がなかった。ゆっくり出来る場所をつくりたい」とカフェを開いた。

・ バナチョコ(オーナー3人)

その名の通り、バナナにチョコレートをかけたもの。サイズは通常の半分のミニサイズで販売。

・ クローバー(オーナー2人)
ミルクせんべいと飲み物を売った。小さいチキンラーメンにお湯をかけて売るはずだったけれどお湯がぬるくてうまくいかなかった。2日目にたったひとりで営業していた女の子が次の日過労で倒れてしまった。

・ ブラックアンドホワイト(オーナー2人)

棒のアイスクリームにチョコのペンで文字を書いて販売。人気店で毎日すぐに完売。

・ ガスパッチョカフェ(オーナーなし)

東京ガス提供し、用意してくれた屋外テントでホットケーキやガトーショコラを焼き、お茶を主に大人にサーブする店。
屋内のカフェ3店舗が東京ガスの協力を得て、おいしい料理をつくることができた。

【食べ物系・スペシャル起業】
・ たこせん(オーナー3人)
たこ焼きがエビせんべいの上にのっていて、ソースをかけて食べるもの。地域SNSフォーラムで兵庫県伊丹の高校生とスカイプ会議をしたのがきっかけで三浦市長が誘致。寄付を集めて研修としてやってきた高校生3人が起業。本格的関西の味で大人気だった。最初お客さんが来ないなと思っていたら、なんと「準備中」の札を掲げたまま営業していた。それでは誰も買いに来るはずない。

・ ポップコーンの店(オーナー3人)
起業したい、という3人がポップコーンのお店を開業した。3人は起業コンサルを受けたあと、銀行に融資を受け開業し、大繁盛となった。
【サービス系】
・ ゲームセンター(オーナー6人)
バイトもお客も一緒にゲームしているようで、どちらがバイトかわからない状態。アルバイトは人気だった。ペットボトルでつくったボーリング、ダンボールでつくったパターゴルフ、板にくぎを打って作ったパチンコなど、手作りのゲームが並び、うまい棒やポケモンカードが景品だった。

・ ベロタクシー(オーナー2人)

台車を改造したタクシー。1回5ミニヨンで目的地までいく。オーナーが忍者アカデミーを開業したため、ほとんどバイトだけで営業していた。

・ 忍者アカデミー(オーナー1人)

手裏剣のつくり方を習い(折り紙)、的に当てる修行を積んだら、忍者アカデミー修了書がもらえて忍者として認定されるもの。時間をあまり決めずに適当に営業していたので、やってきたこどもが待たされたりして大変だった。

・ 交通博物館(オーナー1人)

プラレールがおいてある館内に自作のパソコンを持ち込んだ、電車でGOのゲーム体験コーナーがあった。プラレールはちいさなこどもに大人気だった。開業したばかりのグリーンラインの地図をおいてPRもしていた。当初民営の事業だったが、あまりに小さい子どもがプラレールで遊んだまま帰らないので、急遽公共事業のフリースペースに変更、オーナーはゆったりと仕事をしていたようだ。

【雑貨・小物や】
・ ハッピィキャンドル(オーナー4人)

蜜蝋のキャンドルの工作を体験してもらい、できた作品はもちかえることができる。こどもたちの工夫でとてもかわいいお店になっていた。

・ ハッピィクローバー(オーナー2人)
ミサンガ、フェルトマスコット、ビーズの指輪、イラスト入り紙袋等の小物を売っていた。

・ 絵工作やアモン(オーナー1人)
日々いろいろな絵やしおりを描いて売っていた。公共事業としてステージの看板や、ツアーの看板などを発注させてもらった。
・ ユニバーサル絵画(オーナー1人)
はがきサイズの紙にキャラクターの絵を描いたり、しおりを作ったりしていた。オーナーは習字が得意だと聞いたので、ミニヨコのパーティで大人が表彰するときの表彰状を発注したが断られた(笑)。

・ 白ピクミソ(オーナー1人)
当初は砂鉄を集めビン詰めにする計画をしていたが、当日急に自分の家の庭でとれたデコポンや夏みかんを袋に入れ、行商の旅に出ていた。けっこう売り上げがあったようだ。
・ フリーマーケット(オーナーなし)

こどもの仕事を増やすため、またミニヨンを消費できるところをつくるため、大人が品物を集めて用意。2日目にはオーナーをやりたい子が出てきて店を任せた。

【雑貨・サービス業・スペシャル起業】
・ はんこ工房(オーナー2人)
ベロタクシー担当の小学生が3日目「はんこ工房」を開業。そのていねいな職人技に高校生たちも感嘆の声をあげていた。小さな消しゴムにドラえもんやポケモンのキャラクターを彫ったり、名前のはんこを作っていた。えんぴつで描いた絵や事をこすりつけて文字をウラにする、などの技術を駆使していたらしい。

・ カードや(オーナー1人)
迷路をやろうとしていた小学1年生が、当日まで何の準備もしていなかったため迷路開業を断念。3日目に素材屋のテーブルで、自作の名刺サイズカードのお店を開業していた模様。しかし、売れたかは不明。

・ モバイルゲーセンや(オーナー7人)
場所代20ミニヨンを借り、ケータイ電話2台を使って、交通博物館近くのオープンスペースでゲームセンターを開業。インフレバブルとなった最終日に1時間で2000ミニヨンかせいだとか。

【市長選挙】 
・立候補受付:3月9日~29日10時まで ・立候補者立会演説会・投票所開設:29日13時 
・投票締切:31日12時 ・開票作業:31日12時~13時 ・当選発表・所信表明演説:31日13時
市長選挙は市長と複数の副市長を選ぶため、有権者は6人の候補の中からふたりを選択することになった。
・ 立候補者
石野晶子(小3) 武藤あか里(小5) 桝本なつみ(小5)
木原正絵(中1) 三浦絢佳(高1) 平田成美(高1)
・ 投票総数 519 
そのうち152票を獲得して、圧勝で現市長の三浦絢佳さんが再選された。
市長の指名により、上位3人の木原正絵さん、平田成美さん、武藤あか里さんの3名を副市長に。
また、立候補者全員が役職を担うこととなった。
【こども会議】 (31日 11時30分~12時)
司会者:副市長 木原正絵(中1)
パネリスト:市長 三浦絢佳(高1) 市長候補 武藤あか里(小5) 
桝本なつみ(小5) 石野晶子(小3)
読売新聞ジュニアプレス記者 栗原悠羽(高校生)  
TMB実行委員会中高生スタッフ代表 佐浦雅貴(高校生)
議 題 
① 学校~友達のコト
主に友達が一定のグループになってしまうことへの問題提起
→グループはうまくやっていければ楽しいが、皆に合わせるのは大変。グループはないほうがいい。他のグループ同士とも仲良くやっていければなどの意見が出された。
② 理想のまちとは
はじめに自分たちのまちのいいところ、好きなところを出し合い、どんなまちを理想と思うか?を出し合った。
→笑顔のあふれる、楽しいまち。緑がたくさんある環境のよいまち。などが主な意見。どの子どもも自分たちのまちの自慢をしていたのが印象的。